東方 桜花月団物語 第1章 ~東方斬月郷~

 

 

 

 

東方 桜花月団物語 第1章 ~東方斬月郷~ 第三話

 

~紅い悪魔の館~

 

 

⚠あてんしょん⚠

 

◉二次創作です。

◉"東方桜花月団"というオリジナルの団体が作った、オリジナルの小説です。

◉桜花月団オリジナルキャラが登場します。

◉幻想郷の住人の性格、喋り方などは完全に筆者の好みです。

◉桜花月団オリジナルの用語が出てきますが、他の小説家さん、実況者さんと被っている場合があります。

 

用語↓↓↓

 

【武器神化(ぶきしんか)】

幻想入りした時、選ばれた人だけ(特別な人だけ)が貰える武器がある。その武器が戦闘の際に形状、性質などが変わることを武器神化という。

【オーラ】

使う弾幕、自身の属性などによって、効果やオーラの色が変わる。オーラを出せるようになるにはかなりの特訓が必要。オーラを出すことで、自身の戦闘力(物理攻撃、スピード、弾幕の威力)などが上がる。そして、見た目も変わる。

【固有結界(こゆうけっかい)】

オーラより魔力を消費する。そして、難しい。人によって結界の能力が違う。多くの場合、周りの風景が変わる。メリットとデメリットが3対1ぐらい。身体能力、第六感(予知能力?)が上がる。

 

 

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魔理沙「じゃ、まずは、"紅魔館"に行かないか?」

霊夢「本を返す気になったの?」

魔理沙「んなわけ。ちょっくら顔は出しとくがな?」

 

紅魔館、迷いの竹林、永遠亭、妖怪の山の順に行こう!と勝手に決めつけた魔理沙

博麗神社から人里までかなり歩いたので、団子屋で休憩することにした。

美月「団子おいしい!🍡」モグモグMGMG

霊夢「よく食べるわねぇ。ふぅ、ごちそうさま」

魔理沙「幻想郷の料理は上手いだろ?」

里舞「ええ、凄く美味しいです!」

美月「いくらでも食べれる)))))」

霊夢「...お腹もいっぱいになったし、紅魔館の庭でも借りて美月の戦闘練習でもしましょうかね。」

魔理沙霊夢が...なんか、珍しいな。団子に独でも入ってたか?」

霊夢「違うわよ。もし異変が起きたら妖怪も強くなるし、黒幕もめんどくさいし...。力をつけとかないと、早死すると思ってね。」

里舞「まぁ、確かにwじゃ、美月、私も手伝うよ」

美月「皆さん、里舞...ありがとう!」

 

 

___紅魔館の庭___

 

美鈴「あまり荒らさないで下さいよ〜(泣)」

美月「って、あの門番さん言ってますけど...」

霊夢「やるに決まってるでしょ。あの門番ぐらいなら掃除できるでしょう。」

美鈴「霊夢さん?!なにか聞こえたんですが?!」

魔理沙「きにすんな」

里舞「...ふふっ」

 

霊夢「えー、確か、ゆみが得意みたいなこと言ってたわよね?」

美月「はい!ここに来る前から弓は持ってました。」

霊夢「じゃあ、私が動き回るから、当ててみてよ」

美月「え、あ、はい!」

と言って、霊夢は意識を集中させた。美月は、霊夢側から見て左に矢を1本、頭上に2本撃った。

霊夢「(これは、右に誘導しに来てるわね...初心者にしては、上手いわ。)」

霊夢は、右には避けないで、後に後ずさりながら避けた...はずだった。

美月「(よしっ!!)((●゚ν゚)」

美月が霊夢の頭上に撃った矢がピンク色に光りながら霊夢の着地点に向かっていく。

霊夢「(かなりの上級者ね...でも、残念)お見事」

霊夢は御札を矢に向かって投げた。そして、矢が消滅した。

美月「ううう...上手くいったのに...」

魔理沙「あの、後ろへの誘導はよかったな!」

霊夢「引っかかったわ...。流石」

美月「ありがとうございます...でも、なんで防がれたんでしょう?」

魔理沙「あぁ、それは...」

里舞「それは、矢が当たると確信してからの動きが雑になりかけていたからよ。口元が緩んでいた。動きはよかったけど、顔が...」

美月「...なんか、戦闘のプロがいる」

霊夢魔理沙「ほ ん と ね 。」

 

紫「でも、笑ってから矢が光ったわよね。多分あれ、能力だわ」

美月「へぇ...そうなんですk...紫さん?!?!?!」

霊夢「ほんとに気配を消すことだけは上手いわね」

里舞「お久しぶりです」

魔理沙「で、能力がなんだ?」

紫「この子の能力が分かったわ。この子は、『感情を力に変える程度の能力』自分の、感情に合わせて弾幕の種類、質が変わったり、攻撃力とかのステータスが変わったり...色々あるわね。」

美月「ほう...」

紫「で、美月が持ち歩いているメモ用紙に『晴』と書いて誰かに貼り付けたとしましょう。貼り付けられた人は喜びの感情を心の中に持つ。強制的じゃなくて、付けられた人の中にある感情を引き出すの。だから、見た目とか、仕草に現れることになるわね。喜びの感情になった人は、美月同様、弾幕の種類が変わる。それプラス自分のもとの弾幕も出せるから、かなり強化させるわ。」

里舞「いわゆる、サポート型ですか。(てか、よく噛まないで言えたな)」

紫「ええ、そうよ。じゃ、あなた達はもうすぐお取り込み中になるから、これで失礼するわね」

 

魔理沙「紫の話に付け加えたい。」

霊夢「?なによ」

魔理沙「しかm...」

??「しかもその子は弓で攻撃も出来るからバランスがいい、って事?」

魔理沙「話し始めたばっかりなんだがっ?!咲夜、邪魔すんなよォ」

咲夜「あら、私で悪かったわね?はぁ、ったく、なんで無断で敷地内に入ってるの...。荒らしてるし」

霊夢「責めるなら、美鈴を責めて。入れてくれたの美鈴だし」

咲夜「やっぱりか。美鈴は後で粛清するとして、美月だったかしら?かなり戦闘力が高いようね」

??「それは、私たちの前でも言えるのかしら。」

声のした方にみんなで振り返る。

大きな翼を持った幼い少女と、クリスタルが付いた翼を持つ金髪の少女、紫色の髪の毛の大人っぽい人。順に、"レミリア・スカーレット"、"フランドール・スカーレット"、"パチュリー ノーレッジ"だ。

咲夜「お嬢様、妹様、パチュリー様、どうなされたんですか?」

レミリア「強い魔力を2つほど感じたから外に出てきたら、面白そうなことやってるじゃない。」

フラン「そっちのロングの子は里舞さん、もう1人は美月さん...だったよね?」

里舞「うん。里舞でいいよ。」

パチュリー「また魔理沙...?」

魔理沙「借りに来ただけだ」

パチュリー「この金髪は置いといて。この吸血鬼たちは里舞と美月に興味を持ったらしいわよ?その意味、わかる?」

霊夢「庭壊れるわよ?...はぁ。2人とも、やって来なさい」

美月「理解っ!練習の成果、見せてあげます!」

里舞「把握。ペアで戦う感じかな?」

美月「里舞、初心者(私)には優しくね」

里舞「あんたが、着いてくるの。がんばれ(適当)」

レミリア「チーム戦...。何年ぶりか。フランと一緒に戦うのも悪くないわね」

フラン「お姉様、私に着いてこれる?」

レミリア「当たり前よ。逆に聞くけど、フランは着いてこれる?」

フラン「着いて行けなかったら、スカーレット家失格よ」

レミリアが数歩、里舞と美月に近づくと空気が変わり、月が出た。紅い月だ。

レミリア「こんなに月も紅いから...」

 

レミリア「永い夜になりそうね」

フラン「血染めの夜になりそうね」

里舞「桜舞う夜になりそうね」

美月「月光注ぐ夜になりそうね」

 

 

 

END

 

 

あとあとがきがき

 

やっと紅魔館に行けたよ。今回は少し長めですが、よーく呼んでくれたら嬉しいです!次は戦闘シーンです。全く戦闘シーンが書けない里舞さんを許してくれ...。フランちゃんと、レミリアさんの出して欲しいスペルカードとかありますか?良かったらこのブログにコメントしてってください!

それでは、ありがとうございました!

 

番外編も作成しときます